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花祭について

花祭は、舞庭(まいど)と呼ばれる、四隅に柱が立てられた3m四方の土間で行われ、中央に大きな釜を据える湯をわかし、天井には湯蓋(ゆぶた)、四方に「ざぜち」と呼ばれる切り紙の飾りをつるします。この舞庭で、祓い清めの儀式から、地固めの舞、一の舞、三つ舞、四つ舞、湯ばやしなどの激しい舞が夜を徹して行われます。

深夜に行われる子どもによる舞は「花の舞」と言い、舞い手の子どもたちは五色の色紙で飾る花笠をかぶり、手に鈴や扇・盆・湯桶を持って舞います。この日のために、子どもたちは1週間も前から「舞習い」という稽古をします。

花祭に登場する鬼は、「山見鬼」「榊鬼」「朝鬼」と言われる鬼で、大きな鬼面をつけ、赤衣装にわらじばき、大きなまさかりを手に釜の周りを伴鬼を従えて舞い、力強い足どりで悪霊を踏み静めていきます。祭りが進むにつれ、「それ舞え、テーホヘ、テホヘ」と観衆から掛け声がかかり、舞庭の中では、神と巻い手と観衆とがひとつになって、祭りは最高潮に達します。

この、年に一度の花祭が楽しみで、都会で暮らす村出身者もこの日のために帰省することが多く、祭りが行われる一日は、村内外に老若男女で舞庭は埋め尽くされ、花祭の熱気は夜通し続きます。


花祭は地元の人にとっては「心の支え」です

花祭と聞くと、花が咲き乱れた季節に、いろいろな花を飾り立てるようなお祭りを想像してしまいがちですが、数十種類の「舞」がメインのお祭りです。
花があるから、よそで働いていても祭り当日には帰ってきます。湯はやしを舞いたいから、あくる日が仕事でも舞習いには顔を出します。子ども達の顔も覚えます。



花祭の見どころを紹介しています

東栄町では11月中旬から3月上旬まで町内11ヶ所(古戸/下粟代/布川/御園/小林/東薗目/月/足込/河内/中設楽/中存家)で行われています。11月3日(文化の日)には花祭の見どころを広く紹介することを目的に「東栄フェスティバル」を開催しています。

  • 花祭の祭具と道具
  • 花祭の次第
  • 花祭の心得